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自己免疫疾患治療をめざした抗体医薬に関する共同研究契約締結のお知らせ
(2018年10月22日、ファーマフーズとの共同発表)

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 田辺三菱製薬株式会社(代表取締役社長:三津家正之、本社:大阪市、以下「田辺三菱製薬」)と株式会社ファーマフーズ(代表取締役社長:金武祚、本社:京都市、以下「ファーマフーズ」)は、2018年10月22日、自己免疫疾患を対象とした新たな抗体医薬品の創製を目的とした共同研究契約(以下「本契約」)を締結しましたのでお知らせいたします。

 

 田辺三菱製薬は、自己免疫疾患を重点疾患領域の一つとして位置づけており、レミケード®、シンポニー®などの提供により、自己免疫性の難病と闘う患者さまの治療に貢献してきました。また、臨床データの解析による病因の解明および創薬への応用に取り組むことで、自己免疫・炎症性疾患に対する新たな治療薬の創製に挑戦しています。ファーマフーズは、独自のニワトリ由来の抗体作製技術「ALAgene®technology*」(アラジン テクノロジー)を用いて、従来技術では抗体作製が困難であった自己免疫疾患の創薬ターゲット分子に対する新規抗体の創出に成功しています。

 

 共同研究では、ファーマフーズがALAgene®technologyを用いて創出した新規抗体を両社の技術で改良し、田辺三菱製薬が各種動物モデル評価を担当することで、抗体医薬品の創製をめざします。本契約に基づき、田辺三菱製薬はファーマフーズに対して、契約一時金および研究マイルストンとして最大2億5千万円を支払います。また、本共同研究から開発段階にステージが進展した場合は、別途、独占的ライセンス契約を締結し、田辺三菱製薬は開発候補抗体の製造、開発、販売を全世界で独占的に実施する権利を、ファーマフーズは開発段階に応じたマイルストンと販売額に応じた一定のロイヤリティーをそれぞれ得ます。

 

 なお、本契約締結によるファーマフーズの2019年7月期の連結業績への影響は精査中であり、連結業績の見通しに大きく影響を与える場合は、ファーマフーズが速やかに開示いたします。

 

 田辺三菱製薬およびファーマフーズは、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な医薬品創製にチャレンジしてまいります。

 

*ALAgene®technology(アラジン テクノロジー)について
 従来、創薬ターゲット分子に対する抗体は、マウス等の哺乳動物を用いて作製されてきました。しかし、哺乳動物間で互いの持つ分子構造の類似性が高い場合、抗体の取得自体が困難でした。ファーマフーズは、哺乳類と鳥類の遺伝的相同性の違いに着目し、ニワトリを免疫動物として用いた抗体作製の基盤技術ALAgene®technologyを確立しました。この技術により、これまで作製が困難であった創薬ターゲット分子に対して、高親和性のニワトリ抗体、更にはヒト化抗体の取得が可能となりました。

 

田辺三菱製薬株式会社について
 田辺三菱製薬は、1678年に創業、日本の医薬品産業発祥の地である大阪の道修町に本社を置き、医療用医薬品事業を中心とする国内上場企業としては最も歴史ある老舗企業です。「医薬品の創製を通じて、世界の人々の健康に貢献します」という企業理念のもと、中期経営計画16-20では「Open Up the Future−医療の未来を切り拓く」をキーコンセプトと定めました。重点疾患領域である「自己免疫疾患」「糖尿病・腎疾患」「中枢神経系疾患」「ワクチン」を中心に、アンメット・メディカル・ニーズに応える医薬品の創製を通じて、世界の患者さんの健康に貢献していきます。
http://u-g-f.info/

 

株式会社ファーマフーズについて
 ファーマフーズは、1997年に、抗体医薬および機能性食品素材の研究開発等を目的として設立されたバイオベンチャー企業です。独自のニワトリ由来抗体作製技術「ALAgene® technology」を開発したことにより、従来の技術では作製困難なターゲットに対する抗体作製が可能となりました。さらに、抗体医薬のみならず、骨形成不全症等に対するニワトリ由来のペプチド医薬の研究開発も進めています。ファーマフーズは、自己免疫疾患などの難治性疾患に対する画期的な治療薬を生み出すことにより、人々の健康に貢献していきます。

 

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