生薬について



サンシュユ画像サンシュユ

 山茱萸はミズキ科のサンシュユCornus officinalis SIEB.et ZUCC.の果肉です。
 サンシュユは中国原産の落葉低木で、わが国でも庭木として親しまれています。春のはじめの頃、葉に先がけて小枝に黄色の清楚な花をつけます。春を告げる一番花です。花が終わる頃、若葉が芽吹き出し、ミズキ科特有の葉脈のはっきりした葉になります。緑色の果実がしだいにふくらみ晩秋の頃になるとまっ赤に熟します。グミのような果実の姿をしていることからグミすなわち茱萸(しゅゆ)の名前をもらったのです。完熟の少し手前の頃に摘みとり、種子をとり除き、弱火であぶり、日干ししたのが日本薬局方品「山茱萸(サンシュユ)」です。中国の浙江(せっこう)省が主産地です。
 山茱萸は「固渋薬」の代表的な生薬です。中国では大便、小便、汗、精液がけじめもなくもれて出ることを滑脱といい、これを収斂して治療する薬を固渋薬と称しているのです。八味丸の中に配剤されていることで有名で、夜間尿を止める作用、強精作用、血糖降下作用の中心的なものです。

「中国強壮生薬の話」(株式会社 世界保健通信社)より

強壮
作用
循環器系への
作用
筋肉・神経への
作用
その他の
作用
強壮 血行 補血 利尿 強心 鎮痛 消炎 健胃 鎮静
作用 強壮
出典:原色和漢薬図鑑、漢薬の臨床応用、中国強壮生薬の話、日本薬草全書



■「ナンパオ」に配合されている31種生薬

>ロクジョウ >センゾクダン >ビャクジュツ >クコシ >ブクリョウ
>カイバ >ハゲキテン >カンゾウ >ジュクジオウ >コウクジン
>トシシ >インヨウカク >ケイヒ >トウキ >コクロジン
>ホコツシ >センボウ >ホウブシ >アキョウ
>ニクジュヨウ >コロハ >ゲンジン
>サヨウ >ニンジン >フクボンシ >ボタンピ
>トチュウ >オウギ >バクモンドウ >ゴシツ

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